リュック・ベッソン監督作品リスト

フランス人映画監督を代表する人物となったリュック・ベッソンですが、世界のヒット・メーカーとして自身の監督作品を撮り続けるのではなく、フランスの若手監督の育成に情熱を注いでいます。そしてリュック・ベッソンが社長を務める「ヨーロッパ・コープ」は、映画の制作から配給そして海外セールスまでを一貫して理想的に展開するために設立した製作会社です。ハリウッド映画大作は巨額な予算とスケールの大きな作品で知られていますが、「ヨーロッパ・コープ」はそれとは違いアイデア勝負のアクション映画が多いのが特徴です。「いかに肉体だけでアクションを表現するか」といった所に視点を置いた作品は、世界のアクション映画に大きな影響を与えることになりました。そして「ヨーロッパ・コープ」で若手の新人監督の発掘にも力を注いでいます。

リュック・ベッソン監督作品

  • 1983年・・・『最後の戦い』: Le Dernier combat・・・時代は近未来を舞台。わずかに生き残った男たちの壮絶な闘いを描く異色作品。音楽はエリック・セラが担当。
  • 1984年・・・『サブウェイ』: Subway・・・リュック・ベッソン出世作品。ハリウッドスターのクリストファー・ランバートとイザベル・アジャーニが出演。この作品でクリストファー・ランバードはセザール賞最優秀男優賞を受賞。
  • 1988年・・・『グラン・ブルー』: Le Grand bleu ・・・フランスとイタリアの合作映画。天才ダイバーのジャック・マイヨールの協力を得ての映画化になり、若者達から絶大なる支持を集めた映画。フランス国内の観客動員数は1000万人で、パリでは187週連続上映という記録。
  • 1990年・・・『ニキータ』: Nikita ・・・主演アンヌ・パリロー。リュック・ベッソン監督自身はこの作品は自分を壊して飛び出した作品と述べる。この作品のヒットで『レオン』をハリウッドで撮影することになったきっかけになった作品。
  • 1991年・・・『アトランティス』: Atlantis ・・・音楽を担当したエリック・セラの勇壮で神秘的なサウンドと、様々な海洋生物の姿が音楽と重なり、ドキュメンタリー作品でいながらもドラマティックな作品。
  • 1994年・・・『レオン』: Léon ・・・屋外のシーンはアメリカのNY、アパート屋内のセットのシーンはパリで撮影。リュック・ベッソンのハリウッドで初監督作品。ジャン・レノとナタリー・ポートマンがこの作品でブレイク。
  • 1997年・・・『フィフス・エレメント』: The Fifth Element ・・・ベッソンが16歳の時に考えた物語が素材の脚本。主演はブルース・ウィルス。ミラ・ジョヴォヴィッチの出世作になった作品。
  • 1999年・・・『ジャンヌ・ダルク』: The Messenger: The Story of Joan of Arc ・・・独自の解釈で、フランスの英雄ジャンヌ・ダルクを1人の少女という視点で描き、誕生から処刑までの生涯を描いた歴史映画。
  • 2005年・・・『アンジェラ』: Angel-A ・・・フランス映画。日本公開は2006年。この映画へのオマージュ・ソングが山崎まさよしの『アンジェラ』
  • 2006年・・・『アーサーとミニモイの不思議な国』: Arthur et les Minimoys ・・・三部作の第1作目。実写と3Dアニメーションで構成されたファンタジー映画。原作はリュック・ベッソンの児童文学で2002年からフランスで出版。
  • 2009年・・・『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』: Arthur et la vengeance de Maltazard ・・・三部作の第2作目。「アーサーとミニモイの不思議な国」の続編。
  • 2010年・・・『アデル/ファラオと復活の秘薬』: Les aventures extraordinaires d'Adèle Blanc-Sec・・・1976年に発表された本が原作で、舞台は第一次世界大戦前1912年のフランス。主演のルイーズ・ブルゴワンはフランスのお天気キャスターとして活躍していた女性をヒロインとして抜擢。
  • 2010年・・・『アーサーとふたつの世界の決戦』: Arthur et la guerre des deux mondes ※ 日本未公開・・・三部作の第3作目。「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」の続編。第36回セザール賞アニメ映画賞受賞。
  • 2011年・・・『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』: The Lady ・・・ミャンマーの非暴力民主化運動の指導者で1991年ノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチーの半生を描いたドラマ映画。
  • 2013年・・・『マラヴィータ』: The Family / Malavita・・・製作総指揮にマーティン・スコセッシ、主演はロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファーといった豪華なメンバー。クライムコメディ映画。

リュック・ベイソン:プロデュース作品

  • 1986年・・・『神風』: Kamikaze ・・・この作品はディディエ・グルッセが初監督となった作品です。音楽はエリック・セラが担当して、製作にリュック・ベッソンです。
  • 1991年・・・『つめたく冷えた月』: Lune froide ・・・監督はパトリック・ブシテー。
  • 1997年・・・『ニル・バイ・マウス』: Nil by Mouth ・・・監督はゲイリー・オールドマン。この作品が映画監督デビュー作品。イギリスのドラマ映画。
  • 2000年・・・『EXIT イグジット』: Exit ・・・監督は、オリヴィエ・メガトン。超絶叫のサイコ・スリラー作品。
  • り2005年・・・『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 』:The Three Burials of Melquiades Estrada
  • 2006年・・・『私の婚活恋愛術』: Love and Other Disasters・・・監督はトミー・リー・ジョーンズで映画初監督作品。 トミー・リー・ジョーンズこの作品で脚本賞と男優賞をカンヌ映画祭で受賞。
  • 2009年・・・『ニューヨーク、狼たちの野望』: Staten Island ※日本未公開・・・監督はジェームズ・デモナコ。3人の男の人生を交差させながら描くオムニバス形式のサスペンス。
  • 2010年・・・『パリより愛をこめて』: From Paris with Love ・・・監督はピエール・モレル。この作品で3作品目。主演はジョン・トラボルタ。
  • 2012年・・・『ノーリミット』: No Limit ・・・ノンストップアクションシリーズ。
  • 2013年・・・『インターセクション』: Intersection ・・・監督はデビッド・マルコーニ。6人の男女が砂漠のど真ん中に取り残されその運命を描くサバイバルサスペンス。
  • 2014年・・・『フルスロットル』: Brick Mansions ・・・ワイルド・スピードシリーズのポール・ウォーカーが主演。監督は、カミーユ・ドゥラマーレ。